2014年事故一覧

2016年09月25日 09:09
・11月、フィギュアスケートGPシリーズ第3戦・中国杯(上海)にて、ウォーミングアップ中、羽生選手と中国の閻涵選手が衝突。頭部や下顎からの出血などがありつつも、その後、フリーの演技を行う。コーチのインタビューでは、現地にいたアメリカの医師により、脳震とうの疑いはないと判断され、帰国後の精密検査にて、羽生選手は頭部挫創、下顎挫創、腹部挫傷、左大腿挫傷、右足関節捻挫により、全治2~3週間と診断された。
 
・愛知県の高校にて、練習試合中に雷に打たれ、2年生投手が命を落とした。当時は雷雨・雷鳴があったため一旦試合を中止したが、晴れ間が見えてきたため試合再開。再開直後、ドーン!という音とともに2年生部員に落雷。
その場にいた教師達により、AEDなどの処置が施されたが、その後多臓器不全で死亡が確認。
最後の雷鳴が聞こえてから最低30分は試合再開は行ってはいけない、というのはアメリカのトレーナー団体NATAが公式なステイトメントとして出している。
 
・東京都杉並区 日大二中・高校の屋外プールで練習中の水泳部員、約15名が熱中症の症状で救急搬送。幸い子ども達は回復したが、プールでも熱中症が起きるという事でニュースに。
 
・山形県山形市 私立商業高校 野球部員死亡事故 (死因:突然死)
ウォームアップ中に突然倒れ、心停止。AEDは校内に設置されていたが夜間は施錠されており、使用ができなかった。
 
・大阪体育大サッカー部員(当時20歳)死亡事故(死因:心室細動)
サッカー場での練習に朝参加していた部員が、ランニングと休憩を繰り返し、その後突然座り込み、過呼吸などの症状が出たため、学生トレーナーが救急車を要請。
部員の意識や脈拍は下がり始め、トレーナーが心臓マッサージを開始。学校にはAEDが設置してあり、部員が取りにいったものの、使用は訳10分後に到着した救急隊員によるものであった。両親はスポーツを専門にする学校であったにもかかわらず、コーチらによる早急なAEDの使用が徹底されていなかった、として学校を運営する法人を相手取り、裁判をおこしている。